CONCEPTコンセプト
Ninja Anatomyは、身体のプロから趣味で勉強している方まで
幅広いニーズに応えられるよう製作された骨格模型です。
従来の骨格模型は、体幹部が固く、人間の動きを表現するには不十分でしたが、
Ninja Anatomyの肩甲骨は、肋骨の上をスライドし、
背骨が自由に曲がり、肋骨は呼吸を表現できるようになりました。
開発メンバーは、現場で活動する身体指導のプロ、解剖学の専門家たち、
さらに、よりリアルな動作を実現するプロダクトデザイナー。
骨格模型の素材は、環境工学の専門家より指導をいただき設計。
可動を前提としている商品であるため、丈夫でありながら
骨の複雑な造形を再現するため、硬質なプラスチック素材を採用しています。
組み立ては、日本で初めてプラモデル金型を製造した
金型設計・製造会社である株式会社秋東精工が手がけています。
Ninja Anatomyなら、患者さんや生徒さんの目の前で
動かしながら説明ができるため、格段に伝わりやすくなります。
ユーザーの皆さんからは、動く骨格の体幹部を見せただけで、
「生徒さんの理解度が上がって、動きも変わった」 という感想を沢山いただきます。
ぜひNinja Anatomyに触れて、理解度の変化を感じてください!
成長する骨格模型
現在NinjaAnatomyの骨格模型は、量販前の第3次パートナーモデルです。購入者の皆さまの意見を伺い、改良・成長を重ねていきます。製品アップデートの際は最新版へとアップデート(無償・割引有償)し、常に、先にご購入いただく方を優先してサービスを行います。商品特性をご理解いただき、お申し込みいただきますようお願いします。
1
製品下半身部分の大型アップデートを優先的に受けられます
すでに骨盤部のアップデートが始まっています。先に購入された方から、優先的に行いますのでお時間をいただきますが、現在ご購入の方には骨盤部は無料でアップデートさせていただきます。また足部(足根骨・趾骨部)も割引価格でアップデートさせていただきます。
2
保証期間中(1年間)の修理は無料です
Ninja Anatomyは、楽器や革製品同様、メンテナンスをしながら使っていただく仕事道具です。ご購入後1年間は、常識の範囲内での故障や自然損傷を無料で修理・交換いたします。
3
パートナーモデルのご購入者様は今後も優先的にケアします
本製品は、全身可動式を目指していますが、まだ完全に全身の関節が動くわけではありません。そのため今の状況でご賛同くださる皆様は、Ninja Anatomyのパートナーであると考えております。今後も本製品は改良を続けますが、パートナーの皆様のケアは優先的に行い、不利益になるようなことは決してありません。「量販を待てばよかった」ということはありませんので、安心してご購入ください。
可動域・特徴について
■ 従来の模型 | ■ NinjaAnatomy | |
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背骨の可動 (背骨の屈曲伸展) |
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![]() 人体と同じ動きができます。
ワイヤーは丈夫で折れません。 |
肩甲骨の可動 (腕のリアルな動き) |
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![]() 磁性体によって、肋骨の上を肩甲骨がスライドする動きを再現。
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肋骨の可動 (呼吸の表現) |
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![]() 肋椎関節が可動します。呼吸の際の肋骨の動きを表現できます。
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仙腸関節 (リアルな動き) |
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![]() 仙腸関節のズレや、出産時の骨盤の開きを表現できます。
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骨格の正確さ | ![]() |
![]() 本物の骨格からモデリングして制作しています。
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持ち運びやすさ | ![]() |
![]() 中身を保護する専用ケース付きで、届いた日から持ち運べます。
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デザイン性 | ![]() |
![]() 関節を単にワイヤーで結ぶのではなく、人体の持つ生々しさが出る様にこだわりました。
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アップデート・ 製品バージョンアップ |
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![]() 新しい部位の改善版がリリースされた際は、無償で差し替えます。
(大型アップデート1回) |
修理に対する保証 | ![]() |
![]() 1年間、無料で修理・交換します。
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沿革

開発・小野和彦の「磁石で肩甲骨を肋骨から浮かせばいい」という発想が、新しい骨格模型の開発に着手するきっかけになりました。それから本格的な現場の調査がスタートしました。「どんな骨格模型が世の中に必要なのだろうか?!」

最初の1体は、ユーザーの方のすでにお持ちの模型を改造するというところから始まりました。

世界に誇る金型技術を持つ・株式会社秋東精工に協力を仰ぎ、股関節パーツを開発し、従来の骨格模型ではできなかった、正座などの姿勢を再現できるようになりました。以降、全面的に同社とタッグを組むことになりました。

北海道の医師・澤口裕二さん開発の「背骨の繋ぎ方」モデルを、澤口さんのご好意で公式のモデルとして採用させていただきました。

本物の骨盤の薄さ、滑らかさ、エッジを表現すべく金型製作を決めました。まずは本物の人骨を史上最も高精度のレベルでスキャンするところからです。スキャニング作業は『骨単』『肉単』の原島広至さんに依頼しました。以降、原島さんとは全面的にタッグを組むことになりました。

「”構造が機能を支える” という人体の精密さの真骨頂は足だ」を合言葉に、足の開発に着手しました。

実に3年の開発期間を経て、史上初の金型による骨格モデルが完成しました。大腿骨頭が寛骨臼に収まり、より人体の様々な動き再現できるようになりました。また、金型成形により、1mm未満の精度の突起、滑らかさなどを再現しました。