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サッカー選手現役45年、からだの追求

東京都女子サッカー1部リーグ所属FC.PAFの練習を見学しました。

選手たちの動きを間近に感じ、日常ではなかなか目にすることのないスピードと、勢いのある動きに驚きました。

FC.PAFとは、1980年に創立された日本女子サッカー界の草分け的なチーム
創立当時から現在も活躍中の大原智子さんは、元日本女子サッカー代表選手で
現役45年のまさしく日本女子サッカー界のレジェンドです。

■長い選手生活と共にあった膝の痛み
大原さんは大学からサッカーを始めましたが、わずか3年後に膝の怪我に見舞われます。
サポーターが外せない生活となり、その後は膝の水を抜くことを繰り返し、
現役30年目、ついに膝の手術を受けることになります。
経過は良くなるどころか、むしろ悪化することに。
それでも”サッカーを辞めようと思ったことは一度もない”そうです。

両膝や股関節に不調を抱える日々、大原さんはゆらし療法(※1)と出逢います。
そして長い間付き合ってきた膝のサポーターを外せるまでに回復しました。
筋トレよりも、カラダを緩めることが大切だと、視点が変わったのです。
2011年にはハーモニー体操(※2)の正指導員の資格を取得され、
フリーエディター・ライター、そしてハーモニー体操の指導をしながら、週4回の練習と試合に全力を注いでいます。

勢いのある動きには、小さい動きの観察が要になる
大原さんは骨格模型のゆたかくんを使い、走る時の上半身への影響を確認したり、
ハーモニー体操で、ゆっくりとカラダを観察しながら動かすことを重要視されています。
「多くのスポーツ選手は技術を高めようと、筋トレや体幹トレーニングを行うが、脱力できないと柔らかくカラダを動かすことができないことを知らない。カラダを痛める選手が多い現実を目の当たりにし、自分の経験を踏まえてその価値観を変えていきたいと思っている。」
と大原さん。

練習前には必ず、自分のカラダを観察することから始めます。
自身の可能性を追求し、砂埃の舞う中今も走り続けています。

Wikipedia:大原智子さん
FC.PAF:ホームページTwitter
サッカーチームFC.PAFへの参加連絡は、ホームページやTwitterで受け付けています。

※1 ゆらし療法:ホームページ
※2 ハーモニー体操:ホームページ
大原さんのハーモニー体操のレッスンは、メールで直接お問い合わせください。
メールアドレス:ab6t-oohr@asahi-net.or.jp

Ninja Anatomy の名前:ゆたかくん

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